双極性障害の原因を知り、適切な治療を受ける

発症の原因

双極性障害になったときの注意点

双極性障害は、通常の鬱病などとは違い、原因として脳の疾患が現れている事が挙げられます。脳の中にある、感情を司る部位が縮小してしまったため、こうした症状が現れるとされています。人の感情は、脳からの神経伝達物質によってコントロールされているものです。ドーパミンが適度に分泌されることにより、脳の状態をリラックスさせ、感情を安定させることができます。しかし、このドーパミン分泌がされなくなると、気分が落ち込み、鬱病などに見られるような症状を引き起こしてしまうのです。逆に躁状態であれば、このドーパミン分泌が過剰にされるため、気分が極端に高揚し、周囲の人に多大な迷惑をかけてしまうのです。原因となる、感情の司る脳の部位は、前部帯状回と呼ばれる箇所であり、この部位が働くことによって脳内のドーパミン量を適切に保つことができるのです。そのため、こうした双極性障害の治療では投薬治療によって気分を安定させ、治療を行う必要があります。投薬治療を受けることによって、脳内のドーパミン量を薬の影響によって調節し、気分を落ち着かせることができます。投薬治療を続けることで、縮小していた前部帯状回も元の大きさにまで回復し、健常な人と同じように振る舞うことができるのです。

病気の原因と治療法について

双極性障害は、遺伝が大きな原因として症状が起きると考えられています。そのため、両親や親族にこうした双極性障害をもつ人がいれば、同じ遺伝子を原因となり双極性障害が発症する場合もあるのです。近い親族にこうした病を抱えている人がいる場合、一度検査を受けて見てもいいでしょう。

双極性障害とは従来まで躁うつ病と呼ばれていた病気で気分障害の一種のことである。うつ病と異なる点は、うつ状態だけではなく、躁状態(原因不明の高揚とした気分が持続的に続く状態)が周期的に交代するところである。双極性障害は躁状態の時は本人も調子がよいと感じているため、なかなか気づきにくいのである。しかし、不安障害や接触障害、アルコール依存などの症状と合併しやすいため、実は深刻な病である。躁状態から、うつ状態へと転じたときがこの病気の一番の注意点であり、重症な人は躁状態時の自分の行動を責めて自殺してしまうケースも少なくない。また、双極性障害は再発しやすい特徴をもっているので、医師の治療以外にも周囲の人のサポートも大きな鍵となる。

双極性障害の原因となるものはまだはっきりとはわかっていないが、遺伝的要素や環境的要素が原因の一つであると考えられている。双極性障害は主にうつ病から始まることが多く、うつ状態を繰り返し、ある日いきなり原因不明の躁状態になるというタイプも多いようである。双極性障害の治療方法は主に薬物療法と精神療法がある。気分安定薬を中心に症状によって抗うつ剤や、睡眠薬などを組み合わせて使用する。薬をのみ続けることで、不安定な感情をコントロールしたり、社会復帰ができるようになるため、決して自ら投薬を止めてはならない。なぜならば、再発の危険性があるからである。医師の診断に基づき、再発しないように長期間の治療が必要である。また、治療中も躁状態、うつ状態が生じることもあるため、家族や周囲の人のサポートも必要になる。



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